ハイダルパシャ駅は、イスタンブールのアナトリア側にあるカドゥキョイに近い所にあるトルコ国鉄(TCDD)のターミナル駅でした。 オスマン帝国の終末期にアナトリア鉄道やバグダード鉄道の始発駅として完成したこの駅から東方あるいは東南方に向う列車が発着しているボスポラス海峡に突き出すような埋立地に建設された駅です。海底に打ち込まれた1100本の木の杭の上に基礎が建てられ、そのため三方を海に囲まれるという鉄道駅としては特異な存在となっています。同駅はイスタンブールのヨーロッパ側、特にシルケジ駅に到着した旅客との相互連絡を第一に考慮された構造になっています。
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